約 2,378,372 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri/pages/994.html
ゆっくり魔法図書館 図書館-完結作品区画 とろろ【まりさの章】 ■とろろ【まりさの章 陸】 (←前)ー(壱)ー(先→) ゜ 。 。 ..........゜ ............... 。 ....................... ゜ ............... ........。...... ............. ......o ........... o ............. 。............... o ............. 。............... ............. ....................... .......... 。 .......... ........... ............... 。 ........ ...... .......。 ......... .......... 。.......... 。 o o o 。 o o o o o o o 。 o o o o o o o o o o o o o Д_____________________Д [[]!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!![]] |-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.| |.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=| ノ-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.ゝ. ノ=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.-.=.ゝ、 キIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIヤ. ノ_二三_-==-_─ ̄三─≡ ̄-三==_-二=三≡-_─_二三_-==ヽ、. /二=_-三 ̄≡_-==─≡_- ̄_=≡_二三二=_-三 ̄≡_-==─≡_- ̄_=\,, ,,_,,,-''''=_-三 ̄≡_-==─≡- ̄_=≡__二三二=_-三≡_-==─≡_- ̄=≡_二三''''-,,_,,._,_,,_,,,-'''____________________________________ "''-、,,,_,,_,_,,_ヽ @==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@==@ ヤ `ヽ丶.}{ |艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸艸| }{ / \}{ |l|! ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ┣ 博麗 ┫  ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄γ∴⌒∴⌒ .;}{./ }{ |l|! |iiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiiiiiiii|jjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjjj|iiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiiiiiiii|ir;(∵ ∴丿;∵;∴ヾ∴ヽ γ;;⌒ ノヽ;;);⌒ ヽ| | | || |__||__||__| .| | ( ;;ソ∴∵丿∴ゝ∵∴) ∴ ∴r;;ゞ(; 丿; ;;;;;ヾ;;),,) .__|.___|..___||=.=.======= |____|____`(∵(;ゝ( ∴ ソ) 〆 ソ" (∴;(∴( ;;;;ソ;; ) ; ソゝヾ) ;;) )==ii==ii==ii==ii==ii==|^|_________|^|==ii==ii==ii(ソ∴∵丿 ∴(;ゝ( ∴ ソ) 〆 ソ( (;;;;;( ; ). (;ゝノ )Y...|| ̄ ̄`゙r| ̄ ̄ ̄/l--------------------lヽ ̄ ̄ ̄|(∴ミ∵丿 ;`ベ∴;(∴ ∴(;ゝ( ∴(( ( ;〆;;;ゝ; ; ))( ; ),ブ__||_________||________/l----------------------lヽ____(∵ゝ丿;`ベ∴;(;ゝ( ∴ ソ)(∴ ∴ 〆`ベ(; ゛(;;; ( ソ) 〆 ソ|il!li!li|il!li!li|il!li!li|il!li/l------------------------|ヽ (;ゝノ∵∴;(∴) ( ;;ソ∴∵丿∴ゝ∵ ( ;; ゝ|;il|!|ソ´~ ; ; ; ; ; ゞ|;il|!|;il|!|/ ; ノ;ハノリヽ_ ; ; ; ; ; ノ;ハノリハノリヽ_ ^"''`"" ^ ; ; ; ; ⌒^"''`"" ^ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /_\/ V 、/ハ ,' ,ゝ 相変わらず…中は暗いな…。`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,,.. ,...-..''" ヽ、 -=、ヽ./ ヽ、_ ヘ.,_,.ノ i ト;; __"''ー 、 ゝ.,__,,.ノ"''ヽ、 r‐''""  ̄"''ヽ /;; i \i-/ ̄ 7 r''"-‐''" ̄"''二>、__!__ ,. ‐ ''" ∠_ ヽ"'' 、 ヽヘ rう ヽ、 / イャ=-、ヽ ヽ、_`、 ゝ//〉 ヽ _,,.. ''" ィ''i"ト |" y'〉、 ヽ"''ヽ `y ) (´ ; -/,´ !| ルヘ、! /人t、丶', ',! ニフ/ ーt''ス _fヲノ`,'イハ iヽiゝ `、 ``/ィ' i ノi Y !ヽ_,,ヽ_ェ-‐' i .リノl |!`ェ ..,,.. イ_」-.ナ- 、 i ', __ ノ''" ゝ''"ー└‐7´ / ヽ. i / / ! |i ! ; ヽ.!.,, / / i ○ ゝ ! `ヽ レ´ , ' ; '; ', lイ , ' i ○ ;;- つ ノ i i , / ゝ ;;;;_ -‐''ニk- 、 / Y´ゝ-''" .. /"''ーーー'' "´ ヽ ` / ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ こんな魔物像達が…みんな地獄から昇って来る…。 /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ U,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /_\/ V 、/ハ ,' ,ゝ たくさんの人達を、生け贄にして…。`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U , -- 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ …許せないよ。 |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ 私の盟友を、みんなの命を !/i、 -=- U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ そんな事に利用するなんて…! 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /_\/ V 、/ハ ,' ,ゝ こーりんの仇を…絶対にあの魔物`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ 古明地さとりを倒すぜ!,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | あいつは心を読むんだよね…。 ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ 光学迷彩はあの魔物には効果がない。 |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ 小細工無しで行かなきゃ…。 /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ U,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ あの魔物の前にも関門はあるぜ…。`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ここにはあいつのペットもいる。,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ U ヽ _ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | 大丈夫。新兵器を持って来た。 ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ できれば…あいつまでとっておきたいけど…。 |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ _ン U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| バサッ バサッ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ て | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ て | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ?!早速来たぜ!!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ U ( __ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ 「あやややややや? どんな侵入者かと思ったら…にとりとまりさではないですか」 ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 て , '´ \ \ て /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ |__|,.イ(◯), 、(◯) ト、_ハ、 \ !? /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ U,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ …この…声は…!!!,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ バサッ ,イ| ト、 zr=- _ ト、 \、 /1 / ノ ソ ,イ Z_ ト、 ノ 、 トヘ、 / l |/ r'⌒Z__,} . t }}| \/ l / ∨ | { .. 7 `ー '´ ,/| ! ∨ ヘ ム ムフヘ≦ ̄ ̄ ̄>zゝ、,.-<.,_ __/ | ノ / |! l ! /_l// 、  ̄\{ . Y ̄ | / ムソ / ト、 /ー' 、 \ _ン . } | ノ l } ムイ | \ / \,ィチト 、 } ゝ、_,.__,. ソ __ }r--、 / Y / r匕7 \ ,′ ト、 ∧ ィた} l | >- 7 `ー1 ヘ | / '´ ∨ \ l l孑テ'ヘ 弋ソ/ Y>--f´ l >-==´} ! /´ィ ト、ゝ \ _ z 、 ∨ ヘ __ , 7 / / / rx'´rト、- 、 / , イ/ / \ \z'.. 1_,ノ\ト、 ´ ノ /イ l ! 、_{{-rヘ'、 \ \,/  ̄ / ∠ >- ヘz≠ . . } ̄ 7 ̄ ー─< ム ' 、`ー- 'T卞`ー'7 ̄ ̄ \ / フ {. . Y ゝ、-‐' イ l /N__イ{/ ! `ー‐ / _lr{7__, -─ - 、`ー─,1 7 ̄ 7}、 . ,ノ \ /⌒N r'─'z≠{}Zz、 \ __,/ `ー' 1 l γ7!<´ l{ `Y´ 丶、 」 7;イ/\_} j /`ー-/ `ー- 、 / |/ ̄ ィ⌒丶 ゝ、 \ , イ 、 ∠ソ 1_」 z7 l / /イ ̄ ̄ 7 ヘ > > ´ \>! |oゞ{ ! _ノ / --< }} Y ノト、 __\> ´ _ イ / /o l\}__!__/ __ /イ≧P , ィア !⌒´ \` __,. < `ー-7rュ ! rュ / | ス /<f 〈{{ 「○)  ̄ / __/ >-、 _/ /o ! | \ フ \ヘ∧ > '  ̄ 「`ー< _ < ̄ ̄`丶__/|___/ ! `ー- 、 \/ fソ´ `ー- '´,ィ´r>'o  ̄ ̄`丶, -<_∠ ___,、 r-<__ ヾ、 r=-'´ / o -==- z L! ト} ⌒}fこ7「ふ、 >´ ,イ r< 7⌒Yこ7ヘ、 ヾ z /,1 , -≠ ア 7__Y ⌒ス / l7`ー'  ̄}ゝ、 L7_「 ∠ _/ ー 、! ノ /o / <ア Y } 「| Yイ ー_ヘ \{ ==| i て}|.| /7/「 ! Yこ㍉>- \ ー─ 7 ,イl_」 ゝ、  ̄ | \ \_r-}ト、 ==_rソY | \,イ l、 7_fこヘたソ ィ 7 |ト、 ′ /' へ | ! //  ̄ ' ト-- ' }、 、 |⌒ヽ--ヘト、 \ l ∨^ | } ィア \ ' 、 ! ヘ ′ ' | × j ト、 ∨ ヘ \__,ノ ヘ ∨ ヘ \ }! \ '、 ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | …私です。清く正しい射命丸です。 ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ あ…文!!!無事だったのか? /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ/ _) U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ お前…!なんだその姿?!翼が…!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ U ( __ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ ,--, ,--. レ'i | いやー、さとり様にお願いして力を頂いたんですよ。 ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | おかげで私はさとり様をお守りするペット / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | 妖怪 として生まれ変われました。 / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 ペット? rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ 生まれ変われた…?!イ´ ,' | / / V \ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ お前…何を言ってるんだ?,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U ヽ 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', いやいや、さとり様のお力は素晴らしい! i / 、 ハ ハ ハ ハ ! さすが地獄の王というだけあります。 レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | 生身の人間ではとてもじゃないが追いつけない ハレ;イ,.____. ,.____. レ'i | 高みにいらっしゃる! ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | さとり様は私の全てを見透し、憂い、そして認めて下さった。 / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | さとり様って… ヽ| ! // |_,/ \ト/! | イ ちょっと、ウソだよね?文…。 |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ U,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | …だって、あんた知らないの? ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ あいつはここの魔物像から魔物を引き上げて /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ この国を地獄に変えようとしてるんだよ!? !/i、 ヽ/ _) U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', ウソなんかつきませんよ。 i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | さとり様は嘘を嫌い、全ての嘘を見抜き ,'. iハ!"" ""/ ! | 嘘の無い国を築こうとしてるのですから。 / i 人 ヽ / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 そういう事を言ってるんじゃない!r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ この国を地獄に変えるってことは`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ お前も、私達も…みんな死ぬって事なんだぞ!!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ U ( __ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 さとり様は私に力を下さった。 / i i ; ヽ; ', i / 、 ハ ハ ハ ハ ! 私は博麗最速に加えて博麗最強にもなれました。 レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | さとり様が荒覇鬼神様を引き上げ ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | 地上を焼き払った後でも私は生き残れるでしょう。 ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ ふざけるなよ…!!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ `! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ 自分が助かる代わりに,' ノ !'" "' i .レ' 国中の人が死ぬ事に加担しようってのか?! ( ,ハ U , -- 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 まりさ、私は以前あなた達の前で言いましたよね? / i i ; ヽ; ', 長い物に巻かれる事を覚えなさい、と。 i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | さとり様、地獄の魔物達には私達人間では歯が立ちません。 ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | 力の無い者が生き残るには、より大きな力の下について ,'. iハ!"" ""/ ! | 従うしかないのです。微力でも歯向かうとか / i 人 ヽ / ハ ハ | 死んでも従わないなどと言うのはまさに犬死に。 / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ 自分の命はもっと大切にしなさい。 ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! // |_,/ \ト/! | イ 文…それでも、それでも!!! |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ/ _) U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', にとり、まりさ。 i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハ/レ' V\イレ/ ! | 私はあなた達が成す術無く死ぬ事は望みません。 ハレ;イ,.____. ,.____. レ'i | ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | さとり様に計らってあげましょう。あなた達もさとり様に従うのです。 / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /_\/ V 、/ハ ,' ,ゝ ?!なんだって…`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ ,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', もちろん、あなた達に他にも助けたい者がいるならば i / 、 ハ ハ ハ ハ ! その人達も助けてあげましょう。 レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | 皆で新しいこの国の支配者 ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | さとり様にお仕えしようじゃないですか。 / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! // |_,/ \ト/! | イ |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ ………。 /`|/"" "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ U,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| ……… _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | /_\/ V 、/ハ ,' ,ゝ `! !/レi' ,__. ,__. レ'i ノ …お断りだぜ。,' ノ !'" "' i .レ' ( ,ハ U 、 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ …死にますよ?まりさ。 ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', あなたは博麗を憎んでいたのではないですか? i / 、 ハ ハ ハ ハ ! 博麗も、博麗相手に不毛な戦を続けていた八雲も レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | さとり様達の手によって間もなく全て滅び去る。 ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | ,'. iハ!"" ""/ ! | そこから新しい私達の理想の国づくりができるのです。 / i 人 ヽ / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ 邪魔な者を全て滅ぼして理想の国づくりだと?`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ そんな事、私は望まないぜ!!!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' 地獄の魔物に従うなんて、まっぴらだ!!! ( ,ハ ヽ _ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | 文、私は… ヽ| ! // |_,/ \ト/! | イ あんたをこのまま魔物の配下になんかさせたくないよ。 |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ あんたは間違った道を歩み始めてる…。 !/i、 ヽ/ _) U ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ だから止めるよ。盟友として! 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| ♪妖怪の山 〜Mysterious Mountain ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ,.____. ,.____. レ'i | …あくまでさとり様に逆らうのですね。 ,'. iハ!"" ""/ ! | / i 人 ヽ / ハ ハ | / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ では、仕方がありません。 ,、 /ハ\ /.______ヘ\ l ',_7.._ ,,.-‐‐'´ー──' ヽ、 `ヽ、 / i i ; ヽ; ', i / 、 ハ ハ ハ ハ ! レ / ハゝ、レ' V/イレ/ ! | ハレ;イ(ヒ_] ヒ_ン )レ'i | ,'. iハ!"" ,___, ""/ ! | あなた達を説得するのはまた後日にしましょう。 / i 人 ヽ _ン / ハ ハ | 今はここ、地霊殿から帰ってもらいます!!! / .! />、 _____, ,.イ/ー'、/!/ _,,....,,_ _-''" `' 、ヽ \ | ;ノ´ ̄\ \_,. -‐ァ | ノ ヽ、ヽr-r'"´ (.___,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ!イ´ ,' | / \/ V 、/ハ ,' ,ゝ たとえ力づくでも…`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ そこをどいてもらうぜ!射命丸!!!,' ノ !'" ,___, "' i .レ' ( ,ハ ( __ン 人! ,.ヘ,)、 )>,、 _____, ,.イ ハ ____ _,,....-'´─-< `゙' .、 , '´ \ \ /! _;; -──-- 、 ;_ ヽ; ;>- 、 / ,rァ'´ `ヽ! ァ' ,ハ | '7 / ナト /! ハ i `O | ヽ| ! /\ |_,/ / ト/! | イ |__|,.イ(ヒ_] ヒ_ン ) ト、_ハ、 \ ここから帰る時はあんたも一緒だよ!文!!! /`|/"" ,___, "" | | \ ヽ ヽ !/i、 ヽ/ _) ,ハ/ ノ´`ヽ! ノ 〈 ,ハ,>、 ''/ 八 ( | / ∨´\/!`>‐rァ / _//`ヽ) レ'´ ノノ´ |/!/レ'´レ'´ヽ‐-、´ (| 【まりさの章 漆へ】
https://w.atwiki.jp/vip_oreimo/pages/443.html
232 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[] 投稿日:2011/07/01(金) 00 51 00.42 ID EytkEsX20 「お兄さん、おきてくださーい。早く起きないと、ブチ殺しますよ?」 「お、お、お、おきる。起きるから殺さないでくれ!」 どうしてこの人はこんなに慌てた顔を見せるんだろう。だからつい、いつも意地悪なことを言ってしまう。 「今日から学校が始まりますよね。桐乃からお兄さんが朝に弱いって聞いていたので、起こしにきちゃいました。」 お兄さんと付き合い始めて、数週間。夏休みは終わってしまったけど、今日から学校生活が始まる。その中で、私は大好きな二人に会いに、早朝から高坂家におしかけていた。 「じゃあ、私は部屋の外で待ってますから、早く着替えてきてくださいね。」 部屋の外には、私の親友、桐乃がいた。 「おはよ、あやせ。本当にあいつのこと起こしに来たんだ…。あんたたちマジで付き合ってるんだ。」 「えへへ。これも彼女の特権かな、って。桐乃にも朝早くから会えるし、私にとっては最高の一日の始まりになるんだよね。」 「でもあいつの学校、私たちの学校より遠いから、あいつのほうが先に家を出ちゃうよ?」 「それなら私達も早く出ればいいだけでしょ?三人でおしゃべりしながら行こうよ。」 「う、ううん、ほら私、朝練があるから…ね、来てくれて悪いんだけど、もっと早く出ないといけないんだ。ごめんね。」 「そっか。ざんねーん。また後でね。」 「うん、じゃあまたね。」 桐乃は、やや目を伏せて出かけていった。あの子のことだから、私達に気を使ってしまっているのだろう。でも、私はあきらめない。いつか3人で登校を一緒にできたら。それが私のささやかな夢だった。 さて。 「お兄さん?二度寝ですか?いいご身分ですね…。」
https://w.atwiki.jp/haihito/pages/156.html
LV 1 Bonus 50% Xien 炎術系 INT/DEX LV 2 - 8 DEX 極振り 16up LV 9 DEX * 2, MR LV 10 MR 極振り 3up Xien 大地系 DEF/INT LV 11 - 15 MR 極振り 14up LV 16 - 27 DEX 極振り 21up LV 28 - 38 MR 極振り 21up LV 39 - 52 DEX 極振り 20up LV 53 - 64 MR 極振り 20up LV 65 - 79 DEX 極振り 19up LV 80 - 92 MR 極振り 19up LV 93 - 109 DEX 極振り 20up LV 110 - 124 MR 極振り 18up LV 125 - 140 DEX 極振り 18up LV 141 - 150 INT 極振り 12up LV 151 - 165 MR 極振り 17up LV 166 - 174 INT 極振り 9up LV 175 - 188 DEX 極振り 16up LV 189 - 204 MR 極振り 18up LV 205 - 222 DEX 極振り 18up LV 223 - 240 MR 極振り 18up クロエ/水術 Bonus 119 / 239 Point 7 LV 240 STAB 1 HACK 2 INT 148 DEF 232 MR 153 DEX 156 AGI 2
https://w.atwiki.jp/gifunofuta/pages/28.html
(画像クリックで別ウィンドウ原寸表示) http //mimizun.com/log/2ch/occult/1286390345/238
https://w.atwiki.jp/w52t/pages/5.html
W52T用画像 ■WVGA待受画像(東京の夜景など) ⇒http //tokyoyakei.cool.ne.jp/wp/wp2.html (PC) ⇒http //mtg.vvv7.com/mobile.shtml (携帯) ■W52T WVGA あぷろだ ⇒http //atura.jp/bbs/top/wvga (携帯/PC) ■Vistachio(EZstreet) WVGA Flash/画像 ⇒http //qwe.ne.jp (携帯) ■WVGA2次元うぷろだ ⇒http //wing2.jp/~wvga/ (PC/携帯) W52Tの画像·動画 ■KDDIスタジオ W52T ○各色 [Copper] ⇒http //sureare.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up2091.jpg [Purple] ⇒http //sureare.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up2092.jpg [Black] ⇒http //sureare.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/upload/src/up2093.jpg ○静止画 ⇒http //pikupiku.com/upload/src/pikupiku0095.jpg.html ⇒http //pikupiku.com/upload/src/pikupiku0096.jpg.html DLKey 52t (0095.jpg下の方がおかしいのは赤外線での送信時にデータ壊れたから ) ⇒http //pikupiku.com/upload/src/pikupiku0124.jpg.html ⇒http //pikupiku.com/upload/src/pikupiku0125.jpg.html ⇒http //pikupiku.com/upload/src/pikupiku0126.jpg.html DLKey DLKey ○動画 ⇒http //yokoox.at.webry.info/200701/article_34.html ⇒http //yokoox.at.webry.info/200701/article_30.html ■W52T カメラ画像比較 サイト ○発売日(16日)以降随時更新(らしい) ⇒http //w52t.aikotoba.jp/ (未完成) ■W52T vs 910SH VGA30fps 撮影動画比較サイト ⇒http //vgamovie.hp.infoseek.co.jp/ JPEGをメールで送ったら「不正なデータです」って出たときは プログレッシブJPEGじゃないことを確認しよう。
https://w.atwiki.jp/zegapain/pages/132.html
【ひなた】 - No.256 2006/09/16 13 17 50 メイウーはルーシェンの気持ちに感付いてたのでは? 仮にもパートナーですし。 ってこう書くとルーシェンが妖しい人に……。 まぁ友情だろうが愛情だろうが私はどちらでも… 【辺院】 - No.246 2006/09/15 12 42 50 初めて書き込みます。 いつ頃か失念しましたが予告編でAI娘が「舞浜サーバーで 暮らす人々と、自分達セレブラント。どちらが本物と呼べ るのか。皆偽物。本物が誰なのかは、一輪の花だけが知っ ている。」と言っていましたが、その一輪の花とは、あの 時シマオリジナルが示したあの花なのでしょうか? 【簾簾】 [url] - No.249 2006/09/15 22 44 33 いやいや、それは百合だから(^^;) 昨日のアレは雪割草です。 次回予告はリンク集にファンサイトさんがありますよ。 【辺院】 - No.253 2006/09/16 05 33 28 簾簾さん、お返事ありがとうございます。 あの花は雪割草と言うんですか。花とか詳しくないので 全く解りませんでした。 【クソミッソン】 - No.245 2006/09/14 20 05 52 アッー!! 23話【えんたんぐる】 - No.233 2006/09/07 18 54 22 見ました。今回は内容的にはそんなに進展はありませんでしたが、やはりナーガの人格はガルズオルムに融合・拡散していたのね。話し合いでの解決や和解の道は当然のように消滅。多くの名も無きセレブラントたちと戦艦も消えていきましたね。さようならハゲ艦長…wメインキャストも誰か消えちゃうんじゃないかとヒヤヒヤしましたが何とか回避できて安堵。月でのバッタみたいな敵に個人的に懐かしさを覚えましたがw、キョウもうっすらと思い出してきたのかな? つうか、来週は遂に「彼」が消えちゃうのか…(泣)イリエの泣き顔や、ルーシェンの語りなど(これを聞く限りだとオケアノスの船員全員とサヨナラっぽいんだけど…)予告を見ただけで涙腺が緩んできそうです。次週を早く見たい気もするし、見たくない気もします(欝) 【簾簾】 [url] - No.234 2006/09/07 19 15 27 司令が!! 司令が〜!! ちょっとルーシェンあっさりと怖いこと言わないでよ! やっぱオケアノス落ちるのか?!! ウィンナーが焦げるので、また後で 【あっつん】 [url] - No.235 2006/09/08 00 07 13 今回は、食事をしながら見ていたので、細かく見ていなかったので、後ほど見直したいと思います。 ついに、ナーガと接触しましたね。 彼が言うには、セレブラントの中にも、ナーガの一部が混ざっている。とか言ってましたよね(汗 やっぱ、シズノのことでしょうか。 ナーガと会ったときに、シズノとクリスはその場に、いませんでした。 偶然だとしても、気になりすな。 次回は、オケアノスもついに・・・だけど、キョウとリョーコが、最後まで頑張ってくれそうです! 二人が奇跡を起こしてくれるか!? 【sara】 - No.236 2006/09/08 01 29 02 個人的にはシマとキョウの関係が気になります。リブート前のキョウは、シズノの秘密はもちろんのこと、シマの秘密も知ってたっぽいですよね。その上での信頼関係だったのかと…。シズノ秘密は明かされそうだけど、シマとキョウの関係は残り3話(で終わっちゃうのか〜)で語られるんでしょうか。ちょっと気になります。 シマ指令には生き残って欲しかったんだがなぁ。何かヤバイ感じですよね…。 【もさ】 - No.237 2006/09/08 03 51 35 いろいろ無かったことにされてるXORの設定の中から申し訳程度に恒星間ポータルの話をもってくるあたりも涙をさそいましたw にしても、わざわざ肉体を持つ復元者を作ったのはなぜなんでしょう。 ナーガの言い分からは、「肉体がなければいけない」という状況とは思えない。 やはり、幻体と戦わせるために作られた木偶なんでしょうか・・・。 新しい種を生むための布石としての。 【もさ】 - No.238 2006/09/08 08 53 12 連投失礼。 アビスがキョウに興味を持っているのも興味深いですね。 シンとカミナギの接点はわかるとして、なぜアビスがキョウに?? ライバル意識なんてものとは思えないし・・・。 復元者はゼロから生まれたわけではないはずですし、そのあたりが絡んでくるのでしょうか。 【すか】 - No.239 2006/09/08 14 25 57 顔に落書きと言えば「額に肉」。…と、そんなことはともかく(^_^; 本当にナーガは「人間」だったのでしょうか? 実は人工知能(量子コンピュータがどうこう、ではなく、普通の、現在の意味での)だったりしませんかね? ああいう話をするのなら、元々の自分の姿を使いそうなもの、ですが。 もともとが(キョウ達と比べて)不完全な人工知能だから、痛覚もないし、感情もいびつ。ただし、演算速度の速さやデータの多さから、人から見て天才に見えた、とか。 あと、シマが以前に最終作戦の話をしたときにシズノとキョウが必要なようなことを言っていた謎もまだ明らかにされてませんね。 まあ、シズノの正体バレの時に一緒に明らかにされるのでしょうが。 【簾簾】 [url] - No.240 2006/09/09 02 22 00 皆さま、こんばんはー。 一日経ってウェットダメージから回復しました、つーか、もしかして司令死なないかも? に一票。理由は最後に! まずは、ナーガの頭の悪さについて。 ナーガ、あんた「種」としての定義って解ってる? 『同地域に分布する生物集団が自然条件下で交配し、子孫を残すならば、それは同一の種とみなす。しかし、同地域に分布しても、遺伝子の交流がなされず、子孫を残さない(生殖的隔離)ならば、異なる種とされる』これで考えれば、ガルズオルムは人類ではないし交配が不可能だから種としては定義されないんだよ。新たな命が生み出されないだろ? アビスとシンだって、あの二人しか居ないし子供が出来そうもない。 だから所詮ナーガの理論は、老人の延命措置としか見えない。多分ナーガはキョウに云った事を権力欲の老人達に言って回って資金援助をして貰ったんだろうな。「永遠に生きる」て老人なら喜びそうだ。 さて、問題です。果たして個人としての意識が何千年も持つのかな? 結局ナーガは死にたくなくて色々自我を切り捨ててサーバーの粒子になりました、と。 例えば私達人間の身体にもウィルスが居るように、ナーガはサーバーに居ると。 で、ジフェイタスの中の舞浜サーバーにも居ると。 でも、ウィルスはモノを考えたりしたない。だからナーガも只観測してるだけなんだろうな。 実際キョウ達に説明したのもそういう局面になったら説明をすると決められたルーチンのようだった。 もしかしたら、もうジフェイタスには自我や思考する意識対は残ってないのかもしれない。 では、最後です。何故司令が死なないかも? ですが、ルーシェンはこう言ってます。「リザレクションは失敗した。オケアノスは沈黙し、シマは無限郷を彷徨う」最初は判ります、多分司令のオリジナルが粛正されたか最初から居なかったのかどちらかでしょう。でも何故オケアノスが沈黙するのか? なんらかの理由で機関停止をしたとしか思えません。そうなんですよ。オケアノスでサーバーに突っ込むと舞浜もやられちゃうんですよ。だから機関停止をして、シマ司令は幻体崩壊一瞬前で時を止めるのかと? それだと「無限郷を彷徨う」のイミが通じるかと。 チョット苦しいケド、ファンとしては、ね(;^^)ヘ.. ドラマCD【簾簾】 [url] - No.231 2006/09/07 02 13 21 緻密な世界設定と複雑な伏線。切ないラヴストーリーで回を重ねる毎に話題を呼んでいるゼーガペイン。テレビシリーズの最終回を受けてのドラマCDとなります。キャラクターそれぞれに緻密な設定があるも、テレビ本編では描ききれなかったエピソードが多い。それらは人間ドラマに焦点をあててオムニバス形式で、描いていく。脚本は、関島眞瀬氏他。 【簾簾】 [url] - No.232 2006/09/07 02 16 10 ↓スイマセン。内容が出てたのでコピペしたら間違えて送信しまいましたm(_ _)m 脚本が関島さんだとしたら、ミナトとシマの話書いてくれないかなー。
https://w.atwiki.jp/sindame/pages/830.html
たこうろ -- おぽこ (2013-04-07 00 45 17) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/587.html
初夏。太陽は次第にその力を増し、その恩恵を受けた木々はいっそう力強く葉を茂らせる。 ニビシティの周辺を囲む木々も青々と葉を茂らせ、夏の気配を漂わせ始めていた。 そんな中、ニビシティとトキワの森をつなぐ2番道路を進む影があった。 1つはまっすぐに伸ばした長い髪を水晶のような飾りでまとめた少女、 そしてもう1つは眼鏡をかけた青年だ。 少女は青年の半歩後ろを歩き、ある一点へと視線を注いでいる。 少女の視線の先、青年の後頭部にはひらひらと風になびくものがあった。 リボンのように見えるがいささか妙だ。 リボンにしては大きすぎるし、風が吹いていないのに動いている。 「なあ」 青年が声をかける。しかしその言葉は傍らを歩く少女ではなく、 「……そろそろ降りてくれないか? ファル」 リボン――青年の頭に乗っているバタフリーへと向けられていた。 ――― キャタピーを仲間に加えてから約1週間後の朝、私たちはトキワの森でのデータ収集を終えました。 なかなか見つからないピカチュウのおかげで予想以上にデータ収集に時間がかかりましたが、 無事に終わったのでよしとしましょう。 最初は頼りなかったキャタピーもマスターの指揮のもとで着々と成長し、 あれよあれよという間にバタフリーまで進化してしまいました。 マスターが長いこと悩んでつけたファルという名前も気に入っているようです。 私たちの旅は今のところ順調で、何の問題もありません。 でも――マスターにじゃれ付くファルを見る度に感じるこの感覚は、なんなのでしょう? ――― 「なあ……そろそろ降りてくれないか? ファル」 どうせ無駄だろうと思いながら問いかけると、 「いやー」 予想通りの返事が返ってくる。 ファルがまだキャタピーだった頃にちょっとしたきっかけで頭に載せて以来、 俺の頭の上はファルの指定席になってしまったようだ。 町では目立つからなるべく控えて欲しいのだが、なかなか言うことを聞いてくれない。 今回もその例に漏れず、ファルを頭に載せたままニビシティへと入ることになってしまった。 もえもんセンターでミルトたちの回復とオーキド博士へのレポート送信を済ませたあと、 フレンドリィショップで装備を整える。 早朝からがんばった甲斐あってまだ日は高い。 せっかくだから3番道路のもえもんのデータを集め始めようという話になり、 俺たちは3番道路へと向かったのだが 「おい、あんた」 3番道路に入ったところで、声がした。 首をめぐらせてみると男が1人こっちを見ていた。 その顔に見覚えは無かったが、周りに誰もいないところから見て呼びかけの対象は俺だろう。 「……俺に何か用ですか?」 直後、俺は返事をしたことを後悔することになる。 「お前トレーナーだな? タケシが相手を探してるんだ、こっちにこい」 そういって無理矢理連れてこられたのはニビの西、ニビジムだった。 ジムはリーグ制覇を目指すやつらがバッジを目当てに挑む場所であり、 俺たちの目的はリーグ制覇ではない。 したがってジムに挑む必要はなく、むしろその時間をデータ集めという目的に使いたい。 そんな至極まっとうな主張は「タケシが相手を探してる」の一言で却下された。 その無理矢理っぷりに「無視しとけばよかった」ともはや意味の無い思考を始めた俺にたいして、 男は聞いても無いのに自分たちの事情を話し始める。 「タケシのやつ、最近マサラから来た2人の子供に立て続けに負けてさ、 一からやり直すって修行を始めたんだよ。すっごくハードなやつ。 結果としてタケシは強くなったんだけど……」 「相手をできる人がいなくなった、と」 「そういうこと。悪いけど挑戦してもらうよ。 ……挑戦者がいないと俺らが相手しないといけないからね」 そういって笑う男だが、その目はちっとも笑っていない。 おそらく挑戦するまで帰らせてすらくれないだろう。 「……わかりました」 男の強引さに押し切られる形で了承すると男は、 「ありがとう。君ならきっと挑戦してくれると思ってたよ。がんばってね!」 いけしゃあしゃあと励ましの言葉を送ってきた。 こうして決まったジムリーダーとの試合は、それからすぐに開始された。 ――― 『ルールは入れ替えありの1対1、両者とも手持ちは2体まで。 勝利条件は相手のもえもんを全員戦闘不能にすること。いいですね?』 スピーカーから流れてくる確認の声に手を上げて答える。 『では両者、最初の1体を出してください』 さて、どちらに行ってもらうか。そう考えたところで頭上から声がかかる 「ご主人様ー、わたしに行かせてー」 見ればファルがやる気まんまんといった様子で目を輝かせていた。 ……声は相変わらずのんびりとしていたけど。 そういえばファルはトレーナー戦をあまり経験してないし、いい機会かな…… 少し考え、決定を下す。 「わかったよ、ファル。君に任せる」 「まかせてー」 そういってファルは戦闘フィールドへと飛んでいく。 その先にはジムリーダー・タケシの1体目、イシツブテがすでに待っていた。 『では、試合開始!』 「イシツブテ、『いわおとし』!」 開幕と同時にタケシが発した命令に従い、イシツブテがフィールド上の岩を掴んで投げつけてくる。 「ファル、上昇だ!」 すんでのところでファルを上空へと逃がす。 「速いな……」 イシツブテ自体の動きはそれほどでもないが、投げてくる岩の速度が半端じゃない。 今はいいが、このままではいずれつかまってしまう。 ファルのタイプはむし・ひこう。この攻撃をまともにもらったらただでは済まないだろう。 「まずは相手の動きを制限しないと……ファル、『しびれごな』」 「えいっ」 俺の言葉を受け、ファルはその羽から粉を撒き始める。 粉のシャワーを浴びたイシツブテの動きが徐々にではあるが確実に鈍り始め、 いわおとしの速度も低下した。 「よし、今だ! 『ねんりき』」 ファルの念力がイシツブテを襲い、その体をよろめかせる。 それを見たタケシはうれしそうな表情を浮かべた。 「こちらの攻撃速度を低下させて反撃とは、やるじゃないか。 だが、これはどうかな?」 タケシの言葉と同時、イシツブテが先ほどより大きな岩を掴んだ。 「『がんせきふうじ』っ!」 そして投擲。飛んでくる岩石の速度は先ほどのいわおとしよりは遅いが、大きさが半端じゃない。 しびれごなによる麻痺がある現状ですら直撃を避けるのがやっとだ。 「ファル、上だ!」 「ひゃあ!」 しかも一度回避した岩が今度は上から襲い掛かってくるのだからたちが悪い。 落ちた岩はイシツブテによって再び投擲されているので、 傍からみれば岩石のお手玉の中にファルが閉じ込められているようにも見える。ならば―― 「ファル、『ねんりき』だ!」 「でも、ここからじゃ、うまく、狙えませんよー、っと!」 台詞の切れ目で岩石を避けながらファルが応じる。 「イシツブテを狙わなくていい! 落ちていく岩石の軌道を少しでいいから変えるんだ!」 「は、はいー!」 効果はすぐに現れた。もともと落ちてくる岩石の軌道も計算して投げていたのだろう、 ファルによって軌道をずらされた岩石はイシツブテの投擲を阻害し、 完璧だった『がんせきふうじ』に綻びが生まれた。 「今だ!」 「そこですー!」 その間隙をぬって放たれたファルのねんりきは見事イシツブテを捕らえ、 戦闘不能に追い込むことに成功した。 ――― 「わかったよ、ファル。君に任せる」 マスターがそう言ったとき、私はまたあの感覚に襲われました。 目の前ではファルが相手の2体目、イワークと必死になって戦っているのに 私は自分の中を占領していく感覚のせいで戦いに集中できません。 こんなことでは戦闘では役に立てない、早く何とかしなければと焦れば焦るほど 感覚は私の中を占領していきます。 『バタフリー、戦闘不能!』 アナウンスで我に返ると、ファルが地面に倒れていました。 マスターが心配そうな表情でファルを回収しています。 次は私の番だ。そう思うと私の中を占領していた感覚が徐々に薄れ始めました。 そして、 「ファル、ご苦労様。……ミルト、頼んだぞ」 マスターの言葉が私の大部分を占めていた感覚を完全に消し去りました。 ―これで役に立てる― そのことをうれしいと感じるのと同時に、私は感覚の正体に気付きました。 感覚の正体に衝撃を覚えますが、今はそれを気にしているときではありません。 これから赴く戦いは、負けるわけにはいかないのですから―― ――― その夜、俺たちはもえもんセンターに宿を取った。 トレーナーに対して格安で宿泊場所を提供してくれるこの施設は、 旅をしているトレーナーにとって無くてはならない場所である。 窓から外を眺めながら、今日の試合を思い返す。 ファルがやられた後に出たミルトは苦戦しながらもイワークを戦闘不能に追い込み、 俺たちは勝利した。 俺の上着の裏にはその証であるグレーバッジがあり、 アクシデントで始まった今回のジム戦は結果的には有益なものであったといえるだろう。 だが、予定外の勝利を喜ぶ気持ちがある一方でどうしても気になることがある。 「ミルト、勝ったってのになんで浮かない顔してたんだろう……」 善戦むなしくイワークに負けたファルが暗い顔をするのはまだわかる。 しかし苦戦の果てに勝利を掴んだミルトが浮かない顔をしているというのがよくわからない。 あいつは優しいから、自分が先に出ればファルが傷つかないで済んだとでも思ってるんだろうか。 そんな俺の思考は、ドアが開く音にさえぎられた。 「マスター、聞いて欲しいことがあるんです」 部屋に帰ってきたミルトは迷うような素振りを見せた後、そう切り出した。 「最近、ファルがマスターにじゃれ付く度に変な感覚を覚えるようになりました。 すぐに消えるので最初は気にならなかったのですが、だんだんと無視できなくなってきました。」 話を進めるほどにミルトの表情は暗くなっていく。 「それで、今日の戦いでわかったんです。 ……私は、自分の居場所が無くなるかもしれないことに焦っていたんだって」 そして、限界が、訪れた。 「焦るだけならよかった。 でも、私はファルが負けたとき、ファルの心配よりも先に自分に出番が来たことを喜んでいた! あのこは何も悪くないのに、私は傷ついた仲間より自分を優先してしまった! ……私は、そんな自分が嫌でしかたないんです!」 涙を流し、半ば叫ぶようにしてミルトは言葉を紡ぐ。 紡がれる言葉は懺悔。そして、 「そんなこと、気にしないでいいんじゃないかなー」 そんな彼女に許しを与える言葉が、かけられた。 いつからいたのだろうか、 のんびりした声に振り向くと、そこには窓枠に腰掛けるファルの姿があった。 「……どうして?」 突然の許しに驚きながらも疑問を返すミルトに、ファルはさも不思議そうな表情で、 「だってそれってもっとご主人様にかまって欲しいってことでしょ? それはつまりご主人様のことが大好きってことで、すっごく大切なことだよ? 何でそのことを嫌だなんて思うのー?」 ファルの言葉に、ミルトは目を丸くする。 さて、今度は俺の番だな。……いいところは持っていかれちまったが。 「大丈夫」 俺の言葉にミルトが俺を見る。俺はその目をまっすぐに見つめながら、 「俺はミルトのことを大切だと思っている。 だからミルトが俺を大切だと思ってくれる限り、ミルトの居場所はここにある。 ……ごめんな、本当なら俺がそんな思いをさせないように気を配らなくちゃいけないのに。 これからはもっとがんばるから、今回は許してくれないか?」 ミルトはしばらく呆けたような顔をした後、涙を流しながら俺に抱きついてきた。 俺にはその顔が、自分の家を見つけて安心した『元』迷子のように見えた。
https://w.atwiki.jp/2chrobu/pages/2.html
頂いた画像一覧です。 ロブ子、ロブ夫、ロブスター等 イラスト募集中〜 pixiv企画 pixiv 『ロブスター速報』タグのついた作品 画像用ろだ http //loda.jp/robuo/ imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/doroboumama/pages/2675.html